通信(速度)の話?いえ、進化(の速度)の話?いえ、お金の話です!!
10年ほど前に仕事は辞めたのですが、
mattunmamaは仕事で通信系のクライアントを担当していたので、すごく意識して通信と関わってきたと思います。
独り暮らしをしていた部屋には、電話加入権を中古で買って固定電話を引いてました。
このブログを書こうと思っていろいろ思い出して、いちいちビックリしてます。
「電話加入権を買う!」って!!!どういうこと?ですよね!
昔は
(というと、どんだけ年寄やねん!って自分で突っ込みたくなりますが、ほんの十数年前です)
固定電話を引くには電話の加入権が必要でした。
この電話加入権は、固定資産として扱われていて譲渡や質権の設定が可能です。
それで昔は、この電話加入権を担保に融資をする電話担保金融業者があったり、質に流れになった加入権や不要になった加入権を中古で売買する会社がありました。
私が買った加入権は、確か中古で4万円程度だったと思います。
ちなみに、現在どうなってるかを調べてみたら平成17年3月より加入権(施設負担金)が36,000円で、それより安く中古の取引もされているそうです。
(加入権の資産価値は今後段階的に0円に引き下げられる予定とのこと。)
そりゃ・・・今はひかり電話があるので、固定電話を新規で引く場合も(ひかり電話にすれば)加入権は必要ないですもんね。
それで、パソコンを使うときは電話のモジュラージャックをパソコンに差し込んでインターネットにつないでました。
めちゃくちゃ遅い上に、長時間使うと電話代が高くなるので、本当に必要な時のみインターネットです。
その後ADSLが出てきて、独り暮らしの部屋にADSL12Mタイプを契約しました。
とてもうれしくて年賀状にも
「ブロードバンドデビュー!しました!」☆
と書いたのを覚えています。
(もちろん有線です。モジュラージャックさしてました。無線、Wi-Fiもっと後です。)
それから、みんな携帯電話の時代になって、ネットもADSLから光ファイバーに変わって、スマホになって、時代は4G、5G・・・
すごいスピードでどんどん進化しています。
なぜ、こんなことを突然書いたのかというと。
お金に対する価値というか感覚も、同じようにすごいスピードで変わっていくのではないかと思ったからです。
政府は今回の増税でも、クレカや電子マネーなどを使うキャッシュレス化を推奨してますよね。
それに2020年(東京オリンピック)までに、主要な商業施設や観光スポットなどにおける「100 %のクレジットカード対応化」や「100%の決済端末のIC対応」を目標として取り組んでるそうです。2025年までにキャッシュレス決済率40%という目標を定めた、キャッシュレス・ビジョンというものもあるそうです。
紙幣や硬貨という目に見えていた「お金(モノ)」が
目に見えない「お金(何か)」になると
お金に対する感覚や意識も変わってきますよね。。。
子供にも「お金」と「品物」を「交換」するという説明ができないですもん。
・・・ビットコイン等の仮想通貨に対する考えも、きっと数年経ったら全然変わったものになってるんだろうな。
私がおばあちゃんになって、孫ができてたら、
「○○ちゃん、お年玉のビットコイン今送ったよ!」とかスマホ見せながらいったりしてるかもしれませんよね。
最近読んだこの本に、
「この100年のお金の歴史」の事が書いてあったので、こんなこと書いてみました。