コスタネオロマンチカで夏一の思い出!「伝えたい!」という気持ちが大切!
mattunmama新婚旅行で行った地中海クルーズがとても楽しくて忘れられず、いつかクルーズ旅行行きたいな!とずっと思っていたのですが、今年の夏休み、念願かない、家族でクルーズ旅行へ行きました。
イタリア船籍のコスタネオロマンチカ号です。
舞鶴(京都)から乗船して
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金沢(石川)
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境港(鳥取)
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釜山(韓国)
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福岡
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の5泊6日です。大人2人で、13歳未満2名無料!という、子育て世帯にはとても魅力的な料金設定。
船の中はほぼ外国人のスタッフ、基本英語です。(カタコト英語で大丈夫です。mattunmamaも英語中学1年生レベルです。)日本人スタッフも数人乗船しています。
旅行の思い出は山ほどあるのですが、素敵な旅行記がネットにたくさんあるので、mattunmamaは旅行記ではなくそこで起こったある出来事を書こうと思います。
娘っこ二人は、船の中のイベント「一日プリンセス」に申し込みをしてました。
ドレスを着て、メイクをして、髪をアレンジしてもらい、ネイルをして、カメラマンに写真撮影してもらい、プリンセス達だけでディナーを食べ、船の夜のイベントダンスパーティーで船のクルーとダンスをするという6時間くらいのイベントです。
お昼の2時くらいに子供達を預けに行くと、そのあとは基本親と別行動。
小学3年生のまる子(mattunmama娘、前髪ぱっつん+おかっぱ頭の“まる子”“チコ”姉妹です)英語は習っていますが、あまり話せません。
年長のチコ、こちらも全くです。
でも、プリンセスイベントのスタッフ(外国人のみ)も慣れているし、スタッフから「パパママバイバーイ!」と言われたので、心配ながらも別行動をしました。
それでも、私とオットの方が淋しい気持ちを抑えられず、プリンセス達が写真撮影している場所に、まる子とチコを偵察に行ったり(「恥ずかしいから、向こうに行っておいて」とまる子から言われました)
影から二人をうかがったりしてました。(←親ばかです)
オットと二人でメインレストランでディナーを食べていると、横をプリンセス達十数名が通って行きました。
まる子もチコもおすまししてこちらを気にする事もなく歩いて行きました。
その後のダンスパーティーで、まる子とチコと合流。私とオットの方が二人と会えてテンションあがり、たまちゃん父ぐらい娘の写真をとりまくりました。(←親ばかです)
やっと部屋に帰って
私「お父さん、お母さんと離れて大丈夫だった?」
と聞くと、まる子チコ共にすごいキラキラな笑顔で「めっちゃ楽しかった!」と言います。
かわいくお化粧してもらい、髪をアレンジしてもらってたので、
私「とっても似合ってる。かわいくしてもらってよかったね!」というと、
まる子「へへへ。でも、お化粧してもらった時、スタッフのお姉さんがチコちゃんの化粧を忘れて道具を片付けてしまってん。」
私「えー大変、まる子がお姉さんに言ってあげたん?」
まる子「ううん、チコが自分で言った。」
私「え?チコちゃん!自分でお姉さんに言ったの?なんて言ったの?
チコ「わたし、お化粧してもらってませんけど!!!って言った。」笑
私「それで、お姉さんなんて言ったの?」
まる子&チコ「『オーマイガーッシュ(Oh my gosh.)』って言ってた~^○^」
私「そう!スゴイやんチコ!!通じてるやん!スゴイスゴイ!!自分がこうして欲しい!と思うことを伝えることが大切なんやで!」と大はしゃぎしました。
(←親ばか通りこしてバカ親かもしれません)
でも、これスゴイと思いませんか?
そりゃ、英語で言えた方が100倍良いと思います。スッキリします。
でも、ちゃんと伝わってますから、目的は達成できてます。
正しい答えを探し回って、正解しないといけない英語教育を受けてきた私はロクに英語を話せませんし。。。。
正しいだけが正解じゃない!
自分の思いを伝えること、伝わる事が大切
という本当にシンプルな事を改めて気づかせてくれた出来事でした。
※mattunmama英語ができなくても良いと思っているわけではありません。
私は英語を話したいと思ってますし、いろんな人ともコミュニケーションしたいと思ってます。
でも、私自身、英語をロクに話せなくても若いときにはトルコ、ギリシャをバックパックで友達と二人旅行しましたし、自分でステイ先をネットで探してマルタ共和国に2週間一人でショートステイに行った事もあります。
出来た方がもちろん良いけど!
出来なくて感じた悔しい気持ちや、
思いが通じなくて経験したまどろっこしい気持ちから学んだ事もあるんです。
まる子が英語の習い事で出来ない事ばかりを
「出来るようにならないとアカン!」って怒ってたんですけど、出来るようにならないと“アカン”事はないんですよね。
伝えたいという気持ちが大切で、伝えたいという気持ちがなくなるようなサポートこそがアカン!と自分に言ってます。
この本は、いつも英語を話したいと思ってる私が図書館で見つけて、すごい感銘を受けた本です。
題はこんな題ですが、英語で伝える伝えたい「何か」をもっていないと意味がない、英語教師の著者が子供をいかに育てるかという教育者として思うことも書かれていて、英語だけじゃない、日本人として英語教育をどう考えるか?とても勉強になりました。