なぜ勉強をするのか?
子供に聞かれたらなんと答えてますか?答えますか?
mattunmamaが今までに、いろんな人から教えてもらった回答です。
なぜ勉強をするのか?
「人に騙されないように!」
今Sちゃんの周りにいる大人は、みんなお父さんやお母さんのお友達や、学校や塾の先生、近所の人や親戚の人。
みんなSちゃんを大切にしてくれる人ばかりだけど、これから大きくなってくると、Sちゃん自身が大人と出会う時が来る。
周りの大人は守ってくれない。
良からぬ大人がSちゃんに近づいてくるかもしれない。
人を騙す大人は、それはそれは人を騙せるくらいのスゴイ嘘を上手につける人やから、そんな人に騙されない知恵をつけるために、勉強するねんで。
これは、mattunmamaの先輩が先輩の姪っ子(Sちゃん当時小学6年生)に言った内容です。
今になってその通り!と思います。
FPの勉強で、いろんな制度や仕組みを勉強しましたが、2級の試験は、問題があってそれに回答するスタイルでした。
たとえば詐欺をする人って、制度や仕組みの抜けているところを見つけて問題を作れる人で、それってただ書かれてることだけを勉強して答えてるだけじゃ絶対できないと思うんです。
「いい学校に行くために」と言われるより、
「スゴイ嘘が上手につける人に騙されない、知恵をつけるために」
の方が私は数倍しっくりきました。
因数分解はどこで使うの?
「人間関係を円滑にするために使う。」
タコ糸をほどくのと一緒や!
順番を間違えたら答えも間違える。
タコ糸も余計にこんがらがる。
こじれた人間関係のほどく順番を見極めて、根気よく順番通りに解いていく訓練のために、因数分解、いや数学の問題はある。
そしてそれは、社会にでてする仕事にも応用できる。
つまらない事でも(簡単な問題も)根気よくすること、
大きな仕事にばかり目を向けて小さなことを見過ごさない事、
順番を間違えない事を学ぶため、根気よく取り組むため、に因数分解はある。
これは、私のお世話になった人が中学の先生から言われた事として教えてくれました。
mattunmamaこの話を聞いたとき、こんな先生に勉強教えてもらいたかった!と思いました。
数学の問題とタコ糸をほどくことが一緒ならば、タコ糸をほどくことに一生懸命になってたかも知れませんけど・・・
音読ってなんでするの?
「しっかり読む訓練。大切な事は小さな文字で書いてるから」
これから大人になったら、重要な文章を読まないといけない。
「あっ、間違えた」とか「そんなん、知りません」とか言ったら
「あの文章に書いてたでしょ!」って言われる。
しっかり読む訓練の為に音読はあるねん。
それに大人になって読む文章は、大切なことほど小さい字で書いてるから!
小さい文字も見落とさず、しっかり読めるようになるために音読するねん!
これはmattunmamaのママ友が自分の子供に言ってました。
そうか!と思いました。確かに!・・・
夕方になると小さい文字が見えにくくなってるmattunmama、まる子に読んでもらおうと思いました。
なんか、面白いですよね。
私も、こんな風に大人になるための準備として、今やってることは大人になってもちゃんと意味がある(?)ということを教えたいなと思います。
皆さんも「なぜ○○しないといけないの?」に対する
良い(面白い)回答あったら、ぜひ教えてください。
でも、もし娘から
「なぜ学校に行かないといけないの?」
と聞かれたら、mattunmamaちょっと返答に悩むと思います。
学校と勉強は似ているようで全く違うから。
本気で行きたくないなら、行かなくて良いかも?・・・と思うので、
「本気で行きたくないなら、行かなくていいよ」と言いたいなと思います。
「勉強は自分のため」にするから、
それは学校じゃなくても出来ると思うから。